皮膚のしくみ1 表皮層
私たちの身体の表面を包んでくれている皮膚はわずか1.3~1.5mmほどで、表皮層・真皮層・皮下組織により構成されています。
表皮層
皮膚の一番表面を表皮層といい、わずか0.1~0.3ミリととても薄い皮膚の層です。
表皮層は外側から、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4つの層によって構成されています。
中でも注目したいのが表皮層の一番下にある基底層です。
基底層は新しい皮膚の細胞が生まれるところで、新しい細胞は上に上にと積み上げられ皮膚の表面のほうに移動していきます。
基底層で生まれた細胞は有棘層、顆粒層に移り、最終的に皮膚の表面の角質層に移動していき、やがて剥がれ落ちます。
基底層の特徴としてもう一つはメラノサイトです。
このメラノサイトはメラニン色素をつくり真皮をガードする役割があります。
角質層のバリア機能
皮膚のいちばん表面にある角質層は“死んだ細胞”とも呼ばれますが、実は外界から身を守り水分を保持する大切な役割を果たしてくれています。
角質層はセラミドという保湿成分により水分を保っています。
セラミドは角質細胞どうしをつなぐ役割があり、しっかりつなぎとめられた角質細胞は十分な水分を含んでいます。そのおかげで、潤いのある皮膚を維持することができるのです。しかし、セラミドは年齢とともに減少してしまうので、肌が乾燥しやすくなります。

